某誌で漫画の連載が始まったみたいなんですが、まだ序盤なせいか微妙なので、原作を読んでみました。
すっげー面白いです!
久々に、「ああ、もうすぐ読み終わってしまう!!」って感覚を味わいながら読めました。
日本ではまだまだマイナーな、飛び込み競技のスポ魂小説です。
登場人物がみんな本当に魅力的で、ストーリーに引き込まれました。
主人公(?)3人がそれぞれ本当に個性的で、どのコも好きです。
個人的に、チクワと大島コーチに愛。
チクワの哀れな子犬時代の話にキュンってなりました。
チーズって名前でもよかったなぁ(あん●んまんの犬と同じって所がいいらしい)
大島コーチの色々と考えてるんだけど、結局笑い取りに走ってしまう行動にも、思わず笑みが(酷
すき焼き意外のレパートリーも増やしましょうや・・・。
一番すごいと思うのは、やっぱり飛び込み時の描写です。
本当にそこに、今にも飛ぼうとしている選手がいるような気がして、呼んでいる間ドキドキしっぱなしでした。
あと、彼らのちょっと微妙な人間関係も好きです。
仲間だけどライバル、親子なんだけど選手とコーチ。
うだうだーいじいじーってしてても、そこから這い上がるための活力やきっかけをくれる仲間がいて、彼らは幸せだなって思いました。
無論、最終的には自分の力で這い上がらなければならないのですが、そういうときの葛藤とか、仲間の言葉とか、今まで積み重ねてきたこととかが、かみ合っていく様子に感動しました。
あー、漫画の方にはあまり期待できないなーと思えてきます。
「その時は~~だと思ってたんだ」みたいな文章を漫画内で使うのは、けっこう大変だと思います。
でも、某誌の漫画内では、その使い時がちょっと違和感アリというかなんというか。
まぁ、これから挽回してくれるかもしれませんが。ちょっとだけ期待してみます。
うあー、支離滅裂にますます拍車が・・・・。
と、とにかく、時間があればぜひ読んでみて欲しいです。
自分は、最初の十数ページでちょっと躓きそうになったのですが、読んでいって早く次が読みたい!ってな風になったので、たぶん心配ないかと。